タルト・サレ風、ピザラディエール
南仏に、あめ色に炒めたタマネギの上にアンチョビやブラックオリーブをのせて焼く、ピザのようなピザラディエールがあります。
以前、ニースで見たことがありますが、パイ生地に南仏らしい素材をのせて焼いたようなもの、ありがち!なんてさらりと見逃していました。
改めて、こんなのがあったんだ!作って食べてみたい!
生地はピザと同じで、イーストを使って作るようですが、発酵させたりするのは手間なので、キッシュにも使うカンタンパイ生地でアレンジして作ってみました。
タマネギ、アンチョビ、ブラックオリーブを使っただけのシンプルなものですが、なんだか素材の味がじんわり!とてもおいしいです。すっかり気に入ってしまいました!!
♪作り方♪ 直径22cm1枚分
パイ生地を作ります。
薄力粉100gにバター50gを混ぜ、手でこするようにボソボソになるまで混ぜたら冷水30cc加えて生地をまとめます。フードプロセッサーを使うとあっという間にできます。
生地をまとめたら、冷蔵庫で30分寝かせてからめん棒を使って伸ばし、直径22cmくらいにします。
タマネギ大きめ2個をスライスし、フライパンにオイル大さじ1を入れて炒めます。
じっくり15分くらい炒め、あめ色になるまで炒めます。炒め始めてしんなりしてきたら弱火にし、2〜3分ごとに混ぜるようにしていくとしんなり、茶色がかって、かさも小さくなります。こうなったら炒め上がり、冷ましておきます。
アンチョビ1瓶はアンチョビを取り出してまっすぐにのばしておきます。
ブラックオリーブ10粒くらいは輪切りにしておきます。
のばしたパイ生地にのせていきます。
炒めたタマネギを広げ、アンチョビを格子状に並べ、ブラックオリーブを並べます。
190度のオーブンで30分焼いて出来上がり、エキストラバージン・オリーブオイルを大さじ2〜3くらい回しかけていただきます。