イタリア産絶品チーズ「アジアーゴ」をワインと楽しもう♪イベントに参加して
“イタリア産絶品チーズ「アジアーゴ」をワインと楽しもう♪イベント”、に
参加してきました。
アジアーゴというチーズは正直初めて聞くチーズの名前でした。
「アジアーゴチーズ」は北イタリア、アルプスに近い山岳地帯、
トレントとヴィチェンツッアの位置する高原から作られます。
このヨーロッパ最大の牧草地、3,150ヘクタールのアジアーゴ高原で
つくられるチーズは 澄み切った空気、清らかな水資源の中、緑豊かな牧草を
食べて育った乳牛からとれた純粋なミルクを基に、
厳格に守られた製造方法で作られるそうです。
このチーズは自然で身体にも良く、独特な味わいを持つとのこと。
今回、アジアーゴ・チーズについて、アジアーゴ協会の
ルカ・クラッコ氏、通訳としてカ・フォルム社のキオメント香織さまに
いろいろと説明していただきました。
アジアーゴチーズには側面にアジアーゴのマーク、
作られたチーズには製造所を記したシリアルナンバー、
アジアーゴのマークが刻まれています。
保護指定原産地呼称、DOPのマークもあります。
また、番号でどこで作られたのかもわかるそうです。
何か問題が起こったら調べがつくので
それなりに厳格に作られているので安心です。
アジアーゴには熟成の期間の違いによるフレッシュタイプと熟成タイプ
があるとのこと。
フレッシュタイプの「フレスコ」は全乳で作り、
熟成期間は20〜40日。
熟成タイプの「スタジオナート」は部分的に
脱脂粉乳したミルクを使い熟成タイプは3種類に
分けられます。
「メッザーノ」は4〜6ヶ月
「ヴェッキオ」は10ヶ月の熟成
「ストラヴォッキオ」は15ヶ月以上の熟成
3ヶ月から、最高120ヶ月の熟成のものがあるそうです。
今回試食させていただいたアジアーゴチーズ。
赤いパッケージに入っているものは10ヶ月熟成のヴェッキオ
左のブルーの旗のものはフレッシュタイプのフレスコ。
フレッシュタイプ、20日以上熟成させたフレスコ。(ブルーの旗の)
触ると柔らかく、弾力がある感じ、小さい穴がポコポコ。
食べてみるとクリーミーで、味わいあり。
さらりとしていてパクパク食べちゃいます。
ヴェッキオは塩味が少し強く、固くサクサク割れる感じ。
ナッティな感じあり。
もう少し熟成するとパルミジャーノみたいにボソッとした
感じになるそうです。余韻は長く、口の中でじっくり味わえます。
熟成ものはじんわり、少しづつ食べたい感じです。
このようなイタリアの熟成チーズは、個人的には
パルミジャーノやペコリーノしか食べたことがないので、比較してしまいますが、
それより、クリーミー、塩味が少なめで牛乳のクリーミーさをとても感じます。
やさしくて、ピュアでよりナチュラル!?
コクがあるのにやさしい味で日本人好みかな、という印象です。
アジアーゴのチーズを使ったおつまみです。
ワインと一緒にいただきました。
白ワインはガルガーネガ主体のソアヴェ、軽やかなタイプ、
赤はヴェネトのカベルネ・ソービニョン、よく熟した感じですが軽めのタイプです。
白は、フレスコと一緒に、赤は熟成のヴェッキオと一緒にどうぞとのことでした。
ヴェッキオのジャムのせと、生ハムのせをいただきました。
もちろんおいしいです。
これはじゃがいもの上にフレスコを乗せて焼いたもの、グラタンです。
チーズが伸びるのがなんとも言えません!!
じゃがいもが素朴においしいです!!
この「アジアーゴチーズ」実は世界的に実は知名度が高く、
よく食べられているそうです。
知らなかった!
日本では10年前に登録されたマークがあります。
上のアジアーゴのロゴが入ったマークは以前に登録されたもの、
下の黄色と赤のマークは保護指定原産地呼称(DOP)のマークです。
これが付いていたら安心です。
あまりチーズ売り場で見かけていなかった感じですが。
EPAをきっかけに流通しやすくなれば、手軽に入手できるものとなると思います。
まだまだいろいろなお店のチーズ売り場では見かけませんが、
輸入は、カ・フォルム社、東京デイリーさんも取り扱っているとのこと、
そのまま食べてもいいですし、調理してもおいしい!
ちょっとお気に入り!
身近に食べたいチーズの一つとなりました。
今回のイベントでアジアーゴチーズのおいしさを知りました。
同時に品質の保証の決まりや組織のしっかりしたチーズであること、
生産者さんたちのいいものを作るという心を感じました。
見つけたら買いたいです。
3月5から8日の幕張のFOODEXに、ブースを設けていると聞いて
行ってきました。
ラフな姿のルカ・クラッコさんがチーズのブースに立っていました。
お土産に手ぬぐいをプレゼント(写真はありませんが)。
ちょっとあつかましいかもしれませんが写真を撮らせていただきました。
会場にはストラヴォッキオもありました。
さらに深みがあっておいしいです!
今回、このイベントで色々学ばせていただきました。
本当にありがとうございました。